小ネタ

<小ネタ>児童福祉の星・石井十次

YAMADAです。

明治から戦前にかけての福祉の歴史を調べているときにめっちゃ良いやつな偉人を発見したので紹介します。

当時の福祉のあり方は一般市民には厳しめの時代でした。そして国外との戦争や度重なる恐慌もあり失業者や貧困層が増大していました。

そんなとき、彗星のように現れたのが石井十次です。

石井十次(1865〜1914)

石井十次は慈善事業家として明治から大正にかけて孤児救済に生涯を捧げた人でした。

慈善活動を行う以前、石井十次は医者を目指し研修医として働いていました。

そんなある日、生活に困窮した母親からわりと重ためのことを頼まれました。

困窮した母親

わたしの子を預かってもらえませんか?

石井十次

いいよ〜

そしてこれをきっかけに孤児教育会を設立。

次第に預かる子供が増えていき、

石井十次

育児忙しいから医者やめるわ

こうして石井十次は岡山孤児院を設立。キリスト教を信仰していた十次はイギリス人キリスト者のジョージ・ミュラーをモデルに、キリスト信仰に根ざした施設となりました。

その後は震災孤児や戦争孤児を受け入れたり、故郷である宮崎県の茶臼原を院児と一緒に開墾したりと、数千人におよぶ児童を救いました。

そうしてその功績を讃えられ、児童福祉の父または岡山四聖人と呼ばれ、現在でも彼の創設した事業は形を変えて引き継がれています。

NOJIMA

聖人すぎない?

KOJIMA

医者の道を捨ててるのがやばい

ただ大勢を助けていただけではなく、孤児の人格形成にも力を注いでいたようです。

十次は「満腹教育」や「密室教育」という環境作りから孤児ひとりひとりと向き合うメンタルケアまで行い、養育を大事にしました。

NOJIMA

私の悩みも聞いて欲しい

KOJIMA

十次さんはルソーの著作「エミール」に影響を受けたらしいよ

NOJIMA

あの変態で有名なルソーから?

KOJIMA

反応するのそこじゃないし、ルソーも変態で有名なわけじゃないから

世界の福祉の歴史①で紹介したジャン・ジャック・ルソーは著作『エミール』で子供の自然な成長を小説スタイルで描き、教育の普遍性を訴えました。十次はそこに孤児救済の理想を見出し、孤児の養育に取り入れていきました。

『エミール』は政府から問題作として受け取られ、ルソーはスイスへと亡命するはめになったそうです。それくらい当時の思想と違ったことを書いていたんですね。

ちなみにエミールで教育について革新的な思想を世に示したルソーですが、当の本人は実子5人全員を施設に送ったそうです(多分経済苦から)。

NOJIMA

ルソーにも石井十次さんに子供送って欲しかったな

KOJIMA

時代がね〜

石井十次は児童福祉の歴史として社会福祉士の科目として出てくるみたいですね。

それではまた次回!

 

ABOUT ME
YAMADA
キラついたIT業界で企画職として地獄の日々を送っていたが、数年前に介護職へ転職。 のほほんとした毎日を過ごすこと数年、ついに介護福祉士試験を受験することに。危機感が足りないことにやべえと思っている。 アラサー♀

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